2012年2月16日木曜日

弔慰金や手紙が・・殺害されたネパール人遺族へ・・




大阪市阿倍野区の路上で、飲食店経営のネパール人、

ビシュヌ・プラサド・ダマラさん(42)が

日本人の若者グループに殺害された事件から16日で

1か月経過します。

 
事件に心を痛めた人たちから、遺族に弔慰金や手紙を

送る動きが広がり、25日には、冥福を祈る僧侶たちが

同市中央区の法善寺で法要を営むという。

いずれも、理不尽な暴力に最後まで無抵抗を貫いた

ダマラさんに「日本人として申し訳ない」と

いう気持ちからだそうだ。

 
事件現場となった阿倍野区松崎町の地元町会

(谷川吉史会長)が、遺族に弔慰金を渡すために

住民らから寄付を募り始めたところ、

区域外の市民や企業を含め、15日までに68件、

計約50万円が弔慰金として寄せられた。








 
読売新聞にも「遺族に伝えて」と、

読者から様々な声が寄せられた。

 
〈言葉も無く、涙しました。日本人の1人として

(犯人を)許せません〉

 
手紙に憤りをつづった兵庫県西宮市の女性は、

ダマラさんや遺族に〈本当にごめんなさい〉と、

何度も謝罪の言葉を重ねていた。

 

ダマラさんは、日本社会の外国人への偏見を感じ、

「言いがかりをつけられても、日本人には

手を出してはいけない」と、口にしていた。

 
大阪市の主婦(48)は、〈どうか日本を嫌いに

ならないでほしい〉とメールにつづり、

同市天王寺区にある、ダマラさんの店の前に

花を供えに行ったという。


殺伐とした世の中で、少しホッとするニュース

ですね。



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