2012年2月13日月曜日
外食自粛が追い風?・・・サントリー過去最高益!
ビール大手4社の2011年12月期連結決算が、出そろった。
東日本大震災後の宴会自粛ムードの影響などで、
ビールの比重が高いキリンホールディングスが苦戦する一方、
家庭向けの「第3のビール」や飲料水などを得意とする
サントリーホールディングスは、売上高と税引き後利益で
過去最高を更新した。
売上高は、サントリーとサッポロホールディングスの2社が増収、
キリンとアサヒグループホールディングスの2社が減収となった。
震災後の自粛ムードが長引き、「国内の年間のビール総需要を
2~3%押し下げた」(キリンの三宅占二(せんじ)社長)ことから、
飲食店での需要が多いビールの上位2社が売り上げを減らした。
一方、サントリーは「金麦」などの「第3のビール」や
「ストロングゼロ」などの缶チューハイ類が伸び、
ビール・洋酒類が前期比2・4%増となった。
外食の自粛で自宅で飲む人が増えたことが要因だという。
震災の影響で「サントリー天然水」も大きく伸びた。
■ビール大手4社の2011年12月期連結決算
売上高 営業利益 最終利益
キリンHD 2兆 717(▲4,9) 1428(▲5,8) 74(▲35,0)
サントリーHD 1兆8027( 3,5) 1141( 7,0) 626( 56,4)
アサヒグループHD 1兆4627(▲1,8) 1071 (12,4) 550( 3.8)
サッポロHD 4540( 16,7) 188 (22,6) 31(▲70,6)
※単位:億円。カッコ内は前期比増減率%、▲はマイナス。
※サントリーHDは非上場
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿