2012年2月27日月曜日
川内選手、給水失敗で14位・・・自ら終戦宣言 ?!
“市民ランナーの星”川内優輝(24)=埼玉県庁=は
2時間12分51秒で日本人9番手の14位に終わり、
五輪出場は絶望的な状況となった。
5、10キロでの給水失敗が響き、23キロ過ぎから失速。
昨年12月の福岡国際で日本人トップの3位だったことから、
選考対象にはなるものの、自ら“終戦宣言”。
レース後、川内の選考会2レースの結果扱いをめぐり、
日本陸連の説明が二転三転するなど、混乱が浮き彫りとなった。
いつものような驚異的な粘りは影を潜めた。給水失敗もあり、
23キロ過ぎから失速。
追い上げることもできないまま、ゴール後は倒れ込んだ。
日本人9番手の14位。
幕引きは、潔い川内らしかった。
ご覧頂いたら判るように頭を丸めてしまった。
医務室に運ばれて1時間後に行われた会見。
「自分の五輪挑戦は終わった」
「選ばれるとは思ってないです」自ら白旗を上げ、
夢舞台への思いを断ち切った。
本来、本人の位置づけを選考要素に入れることは考えられない。
その後、同副委員長は「コメントは考慮しない。
福岡は福岡で評価。足し算も引き算もない」と、説明は迷走した。
マラソンの五輪代表は、3月12日の日本陸連理事会・評議員会
を経て発表されるが、規格外の公務員ランナーをめぐり、
最後まで選考はもめそうだ。
藤原新選手、川内優輝選手、「市民ランナー」に続いて
「無職ランナー」とマラソン界にもユニークな人材が現れて
面白くなってきた。
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