2012年1月26日木曜日

イラン制裁で原油3割上昇も?!・・・IMF




国際通貨基金(IMF)は25日、20カ国・地域(G20)

財務相・中央銀行総裁会議に向けた報告書で、

米欧による対イラン制裁の影響について

「他国が原油供給を代替できなければ原油価格の

20~30%の上昇を引き起こす可能性がある」と指摘した。







IMFは、制裁によってイランによる石油の供給は

1日当たり150万バレル減少する可能性があると指摘。

これは第一次石油ショックやリビアの政情不安による

供給混乱に匹敵するとした。







主要先進国の原油在庫も減少し、需給が逼迫(ひっぱく)

しているため、供給ショックには脆弱(ぜいじゃく)な

環境にある。

IMFは、「第1次石油危機やリビアの政情不安による

供給混乱に相当する」との見解を示している。

原油輸出の要衝であるホルムズ海峡がイランにより

閉鎖されれば、「より大きな価格高騰の引き金になる」

とも指摘している。



0 件のコメント:

コメントを投稿