欧州中央銀行(ECB)は8日、独フランクフルトで
理事会を開き、ユーロ圏17か国に適用する政策金利を
現在の年1・25%から、過去最低に並ぶ年1・0%に
引き下げることを決めた。
利下げは、11月の理事会に続き、2か月連続となる。
ECBは景気悪化を食い止めるため、追加利下げに踏み切った。
ECBは金融危機の2009年5月から今年4月までの約2年間、
年1・0%の低金利を続けてきた。
その後の景気回復で、今年4月と7月に利上げし、
政策金利を年1・5%まで引き上げていたが、
再び「危機対応」の金利水準に逆戻りする。
ユーロ圏では、財政危機の影響で景気が大きく減速しており、
マイナス成長に陥る懸念も高まっている・・・追加利下げで
危機を乗り切れるか?
金融機関に資金を無制限に融資する期間についても、
現在の最長1年から2年に延ばす決定を発表するとの見方も有力だ。
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