入り口見て「恐怖感じた」状況?!
酸素マスクを装着したハイパーレスキュー隊員は、
暗闇の中で動かない人影を指さし、
「ハンドサイン」で確認し合った。
新潟県南魚沼市で発生したトンネル爆発事故。
27日、取り残された4人全員の死亡が確認される
最悪の結末を迎えた。
救助活動は高濃度のガスと2次爆発の危険に阻まれ、
一進一退は67時間に及んだが、
無事を願う家族らの願いは届かなかった。
不明の作業員4人を発見!
入り口はブロック片などのがれきが散乱、
トンネル内はホコリが舞い、視界は数メートルだった。
高濃度の一酸化炭素や可燃性ガスが充満し、
依然、2次爆発の危険性もあった。
3度目のアタックで4人をやっと収容。
作業員4人は狭い範囲に固まって倒れ、
全身にひどいヤケドを負っており、
即死状態だった可能性があることが
捜査関係者への取材で分かった。
爆風がすさまじかったのか衣服のない人もいた。
550メートル付近ではがれきの山が障害となり、
担架を入り口側の別部隊に引き渡すことで乗り越えた。
4人は27日午前5時半すぎから同6時すぎまでの間に
ようやくトンネルから外に運び出された。
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