2012年5月28日月曜日

鳴りやまぬ警報音・・一進一退67時間  <トンネル事故>




  入り口見て「恐怖感じた」状況?! 


酸素マスクを装着したハイパーレスキュー隊員は、

暗闇の中で動かない人影を指さし、

「ハンドサイン」で確認し合った。

新潟県南魚沼市で発生したトンネル爆発事故。

27日、取り残された4人全員の死亡が確認される

最悪の結末を迎えた。

救助活動は高濃度のガスと2次爆発の危険に阻まれ、

一進一退は67時間に及んだが、

無事を願う家族らの願いは届かなかった。










   不明の作業員4人を発見!


入り口はブロック片などのがれきが散乱、

トンネル内はホコリが舞い、視界は数メートルだった。

高濃度の一酸化炭素や可燃性ガスが充満し、

依然、2次爆発の危険性もあった。

3度目のアタックで4人をやっと収容。



作業員4人は狭い範囲に固まって倒れ、

全身にひどいヤケドを負っており、

即死状態だった可能性があることが

捜査関係者への取材で分かった。









爆風がすさまじかったのか衣服のない人もいた。

550メートル付近ではがれきの山が障害となり、

担架を入り口側の別部隊に引き渡すことで乗り越えた。

4人は27日午前5時半すぎから同6時すぎまでの間に

ようやくトンネルから外に運び出された。







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