H2Aロケット本日打ち上げ?! <JAXA種子島宇宙センター>
三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は
18日午前1時39分、韓国航空宇宙研究院の
多目的観測衛星「コンプサット3」と、
JAXAの水循環変動観測衛星「しずく」を、
H2Aロケット21号機で鹿児島県の
JAXA種子島宇宙センターから打ち上げた。
三菱重工は、外国の衛星を有料で宇宙へ送る
「商業打ち上げ」の確立を目指しており、
コンプサット3は初めて海外から商業受注した衛星。
三菱重工がコンプサット3の打ち上げを
受注したのは09年1月。
高解像度の光学カメラを搭載し、
地上の地理情報解析などが目的だ。
しずくは、水が出す微弱な電磁波を検出し、
水蒸気量や海面水温などを地球規模で観測する。
地球温暖化につながる気候変動の研究や予測、
漁業の効率化などに活用する。
九州工業大の「鳳龍(ほうりゅう)2号」と、
JAXAの「SDS-4」の小型実験衛星2基も
相乗りしている。
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