2012年6月22日金曜日

サフランの黄色色素、大腸がん予防に効果あり?!




香辛料や食品着色料の原料となる植物、

サフランの雌しべなどに含まれる黄色色素が、

大腸がんの予防に効果があることを、

東海中央病院(岐阜県各務原市)の川端邦裕内科医や

長崎国際大学薬学部などの研究グループが突き止めた。

 

研究成果は、22日から岐阜市で始まる

日本がん予防学会で発表される。










 
この黄色色素は、緑黄色野菜などに含まれる

化合物カロテノイドの一種「クロシン」。

研究グループは、昨年4月から1年かけて、

発がん性物質を投与した生後4週目のマウスに、

3種類の濃度のクロシンを混ぜた餌を与え、

変化を調べた。

 
マウスの大腸内にがんが出来るかや、

がんによる大腸粘膜の炎症の様子を比較した

ところ、実験開始から18週目には、

クロシンを投与していないマウスでは

1匹あたり3,15個のがんが確認された。

クロシンの濃度が高い餌を食べたマウスは、

がんが平均0,5個に抑えられたという事である。


日本人に多い大腸がんに効果があるということは

非常に期待が持てるということでは?!





0 件のコメント:

コメントを投稿