東京電力福島第1原発事故による警戒区域内で、
農家の管理を離れるなどして野生化した「放れ牛」と
車の衝突事故が相次いでいる。
福島県警双葉署が事故処理した件数は25件にのぼり、
うち23件は夜間に発生していた。
街灯も消えた暗闇の中、スピードを出し過ぎて、
黒い牛に気付かず衝突するらしい。
幸い負傷者は出ていない。
福島県によると、警戒区域内では原発事故後、
約2000頭の牛が安楽死などで処分された。
牛舎から逃げ出すなどして野生化した牛を県などが
捕獲しているが、自然交配で生まれた牛もおり、
200頭以上が「放れ牛」となっているという。
赤色灯をつけて停止していたパトカーが、
牛に囲まれて角で突かれたこともあった
いうことである。
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