千葉県いすみ市の大原漁港で3日午後、
大量のイワシ(片口イワシ)が漁港内に入り込み、
4日朝にほとんど死んだ状態になって発見された。
漁業関係者から連絡を受けて市農林水産課の職員が
3日午後7時ごろ港に到着し確認したところ、
イワシの群れは湾内奥の船上げ場まで進入しており、
関係者は「港にこんなに大量のイワシが入り込んだ
のは初めて」と驚いている。
漁業関係者によると、イワシは総量約200トン
にも上るという。
4日朝から市や水産加工業者らが死んだ大量のイワシを
引き上げたが、まだ海中にも残っているため、
5日も引き上げ作業を行う予定だ。
イワシは酸欠状態で死んだとみられる。
「今の時期、イワシは大きな群れで房総半島の沖合を
回遊しており、外敵のクジラに追われて沿岸まで
きたのではないか」と話している。(鴨川シーワールド)
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