市内での居住実態がなく、当選は無効。
2月の埼玉県新座市議選で初当選した立川明日香市議(27)に20日、
市選挙管理委員会が下した決定は、重いものだった。
市選管によると、決定から21日以内に県選管に不服を
申し立てなければ当選の無効が確定し、立川市議は失職する。
申し立てがあれば県選管は審査の上で60日以内に結論を出すが、
さらに不服があれば高裁に県選管を相手取り決定無効の訴訟を
起こすことができる。
立川市議は「都内に住む夫や義理の両親に
子供を預けるために家を空けることもあった。
自炊はせず風呂も外で済ませていたので、
水道や電気もあまり使っていない。
そのことで当選が無効になるのはおかしい」と決定への
不満をあらわにした。
市議会の亀田博子議長は「選挙から2カ月もたたないのに、
こういう結果は残念だ」と話した。
一方、同様の理由で市民から当選への異議申し立てがあった
大山智市議(35)については、市選管は20日、
「平成20年ごろから居住実態はあった」として
申し立てを棄却した。
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