2012年4月23日月曜日

夏の電力0.4%不足?・・・北海道~九州も節電不可避!




政府は23日、今夏の電力需要や供給能力について議論する

需給検証委員会(委員長・石田勝之内閣府副大臣)の

初会合を開催した。


電力各社が政府に提出した今夏の需給見通しによると、

原発が再稼働せず、2010年並みの猛暑になった場合、

全国で0.4%の電力不足が生じると推定。


特に、原発を11基抱える関西電力では

16.3%の不足を見込む。

今夏も全国的な節電が避けられない情勢だ。

 
電力不足の恐れがあるのは関電に加え、

九州電力(3.7%)と北海道電力(3.1%)の3社。

さらに東北電力や四国電力も、電力の安定供給に必要な

3%の予備力を持つには至らず、ピーク時に不安を抱える。

一方、東京電力は4.5%、中部電力も5.2%の余剰を見込む。
 

地域別では、東日本(北海道、東北、東京3社管内)が

3.7%の余剰、それ以外の西日本は3.6%の

マイナスとしている。

 

検証委は、企業の自主的な電力使用抑制などの効果を精査し、

5月上旬にも最終的な需給見通しをまとめる。

政府は検証結果を受け、関係閣僚らによる「エネルギー環境会議」

で夏の節電計画を決定する。







0 件のコメント:

コメントを投稿