2012年3月4日日曜日
FX 今週の為替相場戦略(3/4)ドル円今週の展望
【今週の為替相場戦略】
ドル円の急騰が止まりませんが過去のチャートにおいて
ドル急騰が起きたときの値幅を比べてみたいと思います。
2009年1月のリーマンショック後の反発局面で
87円から101円と14円の急騰。
2009年11月のドバイ後の反発局面で
84円から93円と9円の急騰。
2011年3月の東日本大震災後の反発局面で
76円から85円と9円の急騰。
そして今回の円安局面は76円から81円(先週末終値)の
5円の急騰。
仮に今回も過去の反発局面と同じくらいの上昇があると
すれば少なくとも後、4円以上の上昇はあるかもしれません。
そうすると85円台への上昇となり以前から申し上げていた
大きな節目への到達となります。
過去のドル急騰局面では○○ショックからの反発という
要素がありました。
今回はそういった要素が見当たらなくドルの自立反発で
あるといった違いはありますので、一概に比較は出来ない
かも知れませんが過去の経験則は参考になると思います。
(今回はユーロ危機からの反発という見方もありますが
時期がずれていると思います。)
問題は急騰が終わったあと。過去の相場では何れも
再び円高へ戻ってしまいました。
今回はドルの自立反発であるのでこのままトレンド転換へと
期待したいところですがどうなるでしょうか?
注目は急騰終了後の相場にあると思います。
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