【今週の為替相場戦略】
ドル円は先週の野田総理による衆議院解散表明により
円安方向の節目と考えられた79円半ば、
80円半ばといった水準を一気に更新して行き 81円台を
回復しています。
現時点での上値目標値は10月後半から11月半ばにかけた
持合期間のエネルギー放出となりますのでさほど
大きな目標値は計算されず81円後半となります。
ですが80円半ばの節目を越えたことの意味は大きく、
81円後半の目標値は単なる通過点に過ぎないのでは
ないかと考えます。
長期的な上値目標値を掲げるとずばり84円台。
今年3月に付けた高値を目指す展開が考えられます。
円高方向へのゆり戻しが生じた場合は80円半ばを維持して
いる限りは問題ありません。
想定内の戻しが生じているとの見方になります。
こうなりますと以前紹介しましたドル円のアノマリー
『米大統領選挙の年はその年の最高値安値を
10から12月の間に記録する』が現実味を帯びてきています。
今回は最高値を年末にかけて更新するのでしょうか?
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