【FX今週の為替相場】
今週は何といっても野田総理の衆議院解散表明。
これを契機に円高への警戒が続いていた
為替相場は状況が一変。
ドル円は79円半ば、80円半ばといった節目を一気に
更新して行き、81円台を回復しています。
クロス円もドル円に牽引される形で上昇。
ユーロ円は104円前後、ポンド円は129円台、
豪ドル円は84円台まで上昇しています。
象徴的だったのが日本株です。
日経平均は8600円台で低迷していたのが一気に
9000円台を回復するまで400円近い急騰を見せました。
しかもこの間、米株式市場は下落していたのです。
通常、NYダウの下げを見ると日本株は米株を上回る
下落率を見せていましたが、今回はまったくの
逆の現象が起きました。
投資家が民主党政権の経済対策をどのように評価して
いたのかが伺える値動きだったと思います。
対照的に自民党の安倍総裁は無制限の金融緩和など
円高阻止に全力を上げる姿勢を打ち出しており
自民党政権への期待の現われもあると思います。
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