2014年3月20日木曜日

FX 今週の為替相場投資 (3/20)

【今週の為替相場戦略】 昨日はドルにとって大きな動きがありました。 今朝方発表された米FOMC政策金利で当局者の大半が 2015年以降での利上げを見込んでいるとの内容が公表され 市場はドル買いに傾きました。 ドル円は101円半ばの水準から102円半ばへと1円近い 上昇をみせ、今朝の時点では102円前半で推移しています。 ファンダメンタル的には大きな内容でしたがチャート分析の 観点からは101円前半の重要水準で踏みとどまり大きく反発 した形で昨日の上昇だけで円高の危機から脱したとは 言い切れません。 円高環境を脱すると判断するには、あと1円近い上昇が必要で 103円台をクリアすることが条件となります。 クロス円では先週すでに重要ポイントを割れて下落が懸念されて いたポンド円は昨日はドル円の上昇にサポートされて反発して いますが、状況は大きく変わってはいません。 引き続き164円後半への下値目標値への下落が懸念されています。 前日にサポート割れと判断したカナダドル円はドル円のサポートが あったにも関わらず前日とほぼ同水準で終わっています。 米株式市場は下落で反応しました。 先週の急落の後、力強く反発していましたが昨日は利上げ観測の 報道から前日安値を更新する陰線となりました。 NYダウでは今月の高値安値である16500ドルと16000ドルのどちらを 更新するかで長期的な相場の流れが決まりそうな状況です。 もしも安値を更新したならば現在のバブル的な株価上昇から 大きな調整に入るかもしれません。 【今日の注目経済指標】 17:30にスイス国立銀行の政策金が利発されます。

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